ポストシェア

コラム➀腰痛のウソ・ホント

img_20171002-132656.jpg

こちらのページでは、
正しい腰痛の見極め方を
お伝えします。

実際に、治療院を選ぶときに
あなたの腰痛がどのようなもので、

どのような治療法がいいのか
確認しておく必要があります。

腰痛の中には、
ほおっておいても
自然に治るものから、

すぐに入院や手術が必要な腰痛まで、
様々な腰痛があります。


急に腰が痛くなって、
ギックリ腰かと思い
鍼灸院に行ったら

どうも様子がおかしいと言われ、
急遽、病院へ行ったら、

大動脈解離だった・・・

なんてことが、まれにあるのです。



 
【腰痛は国民病?】

国民の80%が、一生のうち一度は
腰痛に悩むと言われ、

現在、4人に1人の割合で、
腰痛を自覚しています。

また、
整形外科を受診する患者の訴えで、
一番多いのが、腰痛と肩こりで、
常に1位を争っています。

腰痛の場合、
特に高齢者に多そうに思われますが、
20代でも3割以上が腰痛を経験している
と言われています。

このデータは、
腰痛はまさに
現代的で日常的な症状であることを示しています。

 
【なぜこんなにも多くの人が腰痛に悩まされるのか?】

私自身、20代半ばから、30代前半頃まで、
慢性的な腰痛に悩まされてきました。

時には、起き上がれないほどの痛み。

鎮痛剤を服用し、痛みを抑えて、
仕事に出かけ

痛みが出たら、また鎮痛剤。

病院でレントゲンを撮ってみても、
「そんなに痛みが出るほどではない・・・」

と、首をかしげられ、
鎮痛剤と湿布をもらい、

だましだましの毎日でした。

それでも、どこかに治すいい方法があると思い、
あちこち、病院や接骨院・鍼灸院・マッサージ院を
巡りました。

自分でも、筋トレ、ストレッチ、ヨガ、ウォーキングと
ありとあらゆる方法を試しました。

いろんな治療法の本も読みあさりました。

どこも、それ相応に体が楽になりました。

しかし、しばらくすると、また痛みがぶり返す。
そんなくり返しの毎日。

来る日も来る日も、
腰痛のことばかりで頭がいっぱいでした。

そして、私自身も
なぜこんなにも腰痛が長引くのか?
なぜなかなかよくならないのか?
と悩んでいました。

そして、驚きの事実を知ったのです。


立体ライン

img_20170612-062852.jpg

整形外科に腰痛で受診される方の
実に、
85% の方が
原因不明と診断されます。

病院では
非常に高度な検査機器や治療器具を用いて、
ガンの早期発見や
困難な手術、救急救命を行います。

これにより、
多くの人々が健康を取り戻し、
命を救われています。

その一方で、
高度な画像診断や血液検査などをもってしても
「異常なし」とされることも多く、
そうなると病院では
対処のしようがなくなってしまいます。



「異常なし」のままでは、
湿布や痛み止めさえ処方できないので、

「筋筋膜性腰痛」(筋肉・筋膜の炎症、疲労)

「急性腰痛症」(いわゆる”ギックリ腰”)

という診断を下し、

湿布と痛み止めを処方し、


「ゆっくり休んで、
 様子をみてください。」

と言われるのです。

そして、また、
だましだまし、
その場をしのいで
仕事や育児に精を出してしまう。。。


もちろん
それだけで(ほとんど何もしなくても)
よくなる場合もあります。

しかしながら、
長期にわたって
なかなかよくならない
腰痛の方もおられます。

そのような方には、
筋肉や骨格矯正だけでなく、

自律神経の調整
心(脳)のセラピーが必要です。


特に、産前産後に腰痛を発症した場合は、

子育て、家事、仕事・・・など
今までストレスでなかったことまでが、
ストレスとなって表れます。

後回しにせず、
できるだけ、その時に
しっかりケアしておかないと
長引いてしまう可能性があります。


立体ライン
img_20170711-151611.jpg

【腰痛の分類】

しっかり治療を進めるため、
病院で検査を受けた方がいい
腰痛があります。

腰痛の分類は主に

・脊椎の病気

・内臓の病気

・加齢などによる脊椎圧迫骨折

・スポーツや事故によるもの

・筋肉の緊張・骨格のゆがみ


などに大きく分けられます。

そのうち、

脊椎の病気、
内臓の病気、
圧迫骨折、
スポーツや事故などが、
特異的腰痛と呼ばれる
原因がはっきりしている腰痛です。
(全体の15%)

腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎炎、癌、
大動脈瘤、尿路結石などがそれに当たります。

この15%の中には
非常に重篤な状態の腰痛もあるので
即刻、病院で検査を受けていただきたい場合があります。

それが次の「レッドフラッグサイン」で判断できます。



立体ライン
 
【腰痛の RED FLAG SIGN 】

レッドフラッグサイン:
危険な腰痛の可能性をチェックするためのリスト

全腰痛患者の1~5%に当たります。

悪性腫瘍、転移性脊椎腫瘍、脊髄・馬尾腫瘍、
化膿性脊椎炎、椎体骨折解離性大動脈瘤、強直性脊椎炎、
閉塞性動脈硬化、腸管穿孔、馬尾症候群
など


下記に該当する方は、必ず、
病院で、画像診断と血液検査を受けてください。

~腰痛のRED FLAG SIGN~
・発症年齢が20歳以下、50歳以上
・痛みがずっと続いてる(時間帯や姿勢によって、痛みが変わらない)
・徐々に痛みを感じるようになった
・ひどい怪我をしてから腰が痛い(転落、交通事故など)
・がんの既往歴がある
・腰に限らず、全体的に体の調子が悪い
・栄養状態が悪い
・原因不明の体重減少(病的なやせ方)
・胸が痛い
・糖尿病がある
・腰の手術を受けたことがある
・尿道カテーテルの留置
・静脈注射の濫用、HIVポジティブ
・尿路感染症(腎炎、膀胱炎、尿道炎)になったことがある
・ステロイド剤、免疫抑制剤を使っている
・背骨を叩くと激痛がある
・体が大きく変形している
・熱がある
・腰が固くて前屈出来ない状態が
 3ヵ月以上続いている
・広範囲の神経症状(しびれやまひなど)
・尿が出ない、便失禁がある、肛門や会陰部の感覚がない

0.04%の例外もあるので、
これらに当てはまらない場合でも
安易に自己判断せずに
病院で検査を受けることをおすすめします。

病院の検査で、

骨折が判明したり、
腫瘍が見つかったり、
ひどい炎症などが起きている状態では、
必ず医師の指示に従って、
当院で整体を受ける前に
病院での治療を優先してください。
(場合によっては、病院の治療と並行して
当院での施術を受けることは可能です)


では次に
上記のレッドフラッグサインに当てはまらない場合で、
それほど危険ではない腰痛です。


立体ライン
 
【神経根症状】と【非特異的腰痛】

〈神経根症状とは?〉

下肢の痛み・しびれが、腰の痛みよりも強い
下肢伸展挙上テストで陽性
 ※「下肢伸展挙上テスト:
   Straight leg rise test (SLR test)」
  自宅でも簡単にできるテストです。

  ①仰向けに寝る
  ②膝をまっすぐ伸ばしたまま、上に挙げていく
  ③70°上がるまでに、
   太ももの裏側に電撃のような痛みが走ったら陽性

※神経根:背骨の中の脊髄(中枢神経)から枝分かれして、
     末梢神経が手や足、内臓に伸びていきます。
     その根元の部分が「神経根」と呼ばれています。

※神経根症状:神経根が何らかの圧迫を受けたり、
       炎症を起こして出る症状。


〈非特異的腰痛とは?〉

レッドフラッグサインにも
神経根症状にも当てはまらない腰痛です。

これが「異常なし」と言われる
特異的ではない腰痛で、
85%に該当します。

主に、
筋肉や筋膜の疲労・軽い炎症
などと言われています。

ある特定の動作で痛む、
同じ姿勢を続けると痛む、
横になっていると楽、

などです。

これらの
神経根症状と非特異的腰痛は、
「自己限定性疾患」と呼ばれ、
個人によって症状に大きな違いが
生じやすいのが特徴です。

これらの症状は、
命の危険性や重篤な症状へ
移行する危険性が低いため、

西洋医学ではむしろ、
確立した治療法がない状態とも言えます。

そしてこれらは
本来は、何もしなくても
勝手に治っていく腰痛です。

擦り傷や風邪などと同じです。

それでもなお、
なかなかよくならない人がいます。


立体ライン
 
【なぜあなたの腰痛がよくならないのか?】

ではなぜ
85%もの腰痛が
自己限定性であるにも関わらず
「痛み」が「長引き」、
よくならないのか?

それは、長引く腰痛の原因は、
腰ではなく脳にある
からです。


腰痛の主な原因は

・脊椎の病気
・内臓の病気
・加齢などによる脊椎圧迫骨折
・スポーツや事故によるもの
・筋肉の緊張・骨格のゆがみ

と前述しました。



ところが、

近年は、上記の5つに加え、

ストレス自律神経の乱れ

原因だと診断される腰痛が増えてきました。


ストレスや自律神経のコントロールは

脳で行われています。


立体ライン

img_20170625-043909.jpg

人はストレスを感じると心身ともに緊張します。

ストレス自体は
必要なものなので、
ある程度までは
許容できるようになっています。

ただ、緊張状態が続き、
ストレスが知らず知らず蓄積され、
許容範囲を越えると、
脳が誤作動を起こし始めます。

そうなると、
ストレスを感じていない時でも
脳のストレスセンサーがオフにならず、
緊張のスイッチが入ったままになるのです。


緊張した状態

=カラダに力を入れたまま

で、普段通りの生活(日常動作)を
してみてください。

思い通りにカラダは動かないですよね?

ムリの利かないカラダでムリをすると
どうなるか・・・

。。。(T_T)


立体ライン
 
【ストレスを感じるとき】

あなたはどんなときに
ストレスを感じるでしょうか?

・通勤電車
・仕事が忙しいとき
・嫁姑問題
・子どもが言うことを聞いてくれないとき
・子供の成績
・何かの締め切りが迫っているとき
・予定通りに進まないとき
・悩み事があるとき


など、数えあげればきりがありません。


そしてこれらは、
社会的なことや、
対人関係(=感情・心)が
関わっていることがほとんどです。

人は、一人でいるときにあまりストレスを感じません。
(孤独を感じるような場合は除いて)

社会的な事柄、心理的な事柄に
人はストレスを受けやすいのです。



 
【腰痛の YELLOW FLAG SIGN】

レッドフラッグサインと同様の指標で、

腰痛のイエローフラッグサイン

というものもあります。

これが、先ほど述べた、

腰痛の「社会的」、「心理的」な影響を
計るサインです。

イエローフラッグサインにより
慢性腰痛、長期休暇、長期の活動性低下へ
移行する可能性があるかどうかを
探ります。


~YELLOW FLAG SIGN~
・痛みへの恐怖心を抱き、
 回避行動を取り続けることで
 徐々に悪化すると信じ込んでいる。
・痛みが少しでもあれば
 完全な日常復帰は不可能と思っている。
・今までと同じような生活を取り戻せるかどうか
 不安に思っている。
・社会復帰にはあまり期待していない。
・安静を無理に長くとったり、
 休息も必要以上にとることが多い。
・運動不足が徐々に慢性化している、
 またリハビリの指示はあっても運動量に波がある。
・医師や薬物などに頼る気持ちばかりが先行している。
・睡眠不足やアルコール依存が顕著である。
・たばこをよく吸う。
・職場への復帰を考える上で、
 あまり急がなくていいと考えている。
・生活保護、医療費の紛争経験がある。
・腰痛以外の問題で職場を長期離脱した経験がある。
・治療において機能性の回復、
 可動域の回復を示されたことがない。
・診断結果としてQOLの著しい低下を
 告げられたことがある。
・医者任せの腰痛治療を続けたために
 腰痛が悪化している。
・腰痛以外の問題がある、
 また治療を受けている。
・仕事は無理、と強く言われた経験がある。
・運動を含む日常生活の影響で、
 痛みが悪化した経験があり、
 痛みに対する恐怖心もある。
・うつ状態が長く続くことがある。
・パニック障害などを持っている。
・ストレスによって
 感情のコントロールがうまくできない。
・自分が社会から不要と思われている、
 または、役に立たないと考えている。
・親族やパートナーが、
 痛みが起こることを心配し、
 かえって不安を助長している。
・あるいは逆に欲求不満のはけ口にされている。
・仕事への復帰をほとんど期待されていない。
・身近な相談相手すら1人もいない。
・肉体労働系の仕事をしたことがある。
・重いものを頻繁に持つ仕事、
 一定時間姿勢を変えずに保持する仕事、
 夜間を含むスケジュールの過酷な仕事をしている。
・腰痛があるのに酷使されたり、
 腰痛が起こると罰せられるような職場や
 上司の経験がある。
・腰痛のケアに対して職場側の知識がまったくない。


あまりにたくさんあって、
これ、全部本当なの?
と、思われるかもしれません。

これは、ヨーロッパで
2004年に発表された
権威あるガイドラインで、
腰痛ケアの新しい考え方を示した
信頼度の高いものです。

 
【あなたの腰痛はどのタイプ?】

ここまで読んでこられて、
あなたの腰痛はどれに当てはまりましたか?

レッドフラッグサインであれば、
早急に病院で検査を受けてください。

神経根症状や非特異的腰痛、
または、
ストレスが原因かもしれない・・・

であれば、
病院以外の
鍼灸院・整骨院・接骨院・マッサージ院・整体院でも
良くなる可能性はあります。

以上の点を踏まえて
治療院選びをされることを
おすすめします(^^)


立体ライン

ご予約・お問い合わせはLINEからどうぞ♪
img_20200117-025639.png
 
@junichi.higuchi

店舗情報

プロフィール画像
院長
樋口 純一
副院長
樋口 晴恵
所在地
大阪府交野市東倉治5丁目5ー16
電話番号
072-395-8361
開院時間
9:00~20:00(最終受付19:30)
定休日
日曜日・祝日
こんなお悩みをお持ちの方にご来院いただいております
慢性腰痛・ギックリ腰・椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症・骨盤のゆがみ・産後の腰痛・産後の骨盤矯正・妊娠期の腰痛・マタニティー整体・腰椎分離症・腰椎すべり症・股関節痛・変形性腰椎症・腰椎圧迫骨折・肩こり・頭痛・片頭痛・自律神経失調症・パーキンソン病・脳血管障害後遺症・膝痛・変形性膝関節症・手足のしびれ・寝違い・生理痛・生理不順・顎関節症・自律神経失調症・不眠・アレルギー・花粉症・パニック障害・適応障害・うつ病・めまい・ふらつき・吐き気・ムチウチ・便秘・姿勢改善・体力低下・スポーツ能力アップ…などなど、ここに載っていないお悩みもお気軽にご相談ください。
QRコード
携帯用QRコード