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起立性調節障害

起立性調節障害

この数年でとても増えてきている起立性調節障害(起立不耐症)。
中学生を中心に、当院にもたくさんの方がお悩みを抱えて来院されます。

 

もしあなたが
 

  • 朝なかなか起きられず、午前中は不調が続いている
  • 毎日のように学校に遅刻する
  • 夜になると楽になるが、朝方まで眠れない
  • めまいや立ちくらみ、ふらつきがある
  • 低血圧で素早く動けないし、薬を飲んでもほとんど効かない
  • 頭痛や動悸があり、体がだるい
  • 血圧や脈拍の乱れがある
  • 病院にいったらうつ病と診断されて薬をもらった
  • 入浴で不調になりやすい
  • どのように生活習慣を変えれば良いか分からない
  • なるべく薬に頼らずに改善していきたい

といったことでお困りであれば、ぜひ読み進めてください。
 
起立性調節障害とは?
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通常、健康な人は、立ち上がった時に血液が足に流れ、血圧が下がっても、自律神経の働きによって、瞬時に血管を収させ、脳に血液を行き渡らせることができます。

しかし、『起立性調節障害(OD)』の場合は、自律神経がうまく働かないため、立ち上がった時に血圧が下がってもそのままだったり、脈が激しくなり過ぎたりして、脳に血液が行き渡らず頭痛やめまいが起こります。

体を横にすると楽になるのは、心臓と脳が同じ高さになると、自律神経による調整無しに、脳に血液が流れるからです。
 

起立性調節障害は、特に思春期によくみられる病気で、起立性調節障害と診断される方は、今や子供だけでも100万人以上はいると言われ、中学生の約1割、10人に1人は起立性調節障害だと言われてています。
 

もちろん大人の方にもいますが、小学校高学年から中学生、高校生にかけての若年層に発症する方が多いです。
 

小児科では、子ども(おおよそ20歳未満)に対して起立性調節障害という診断名が用いられますが、神経内科、循環器内科で成人の患者に対しては、『起立不耐症』という診断名が用いられます。
 

どちらも医学的には、『起立後の血液循環の異常によって、立ち続けることに耐えられない(起立不耐性)という症状が現れる病気』の総称で、ほぼ同様の意味で使われています。
 

起立性調節障害の典型的な症状としては、朝は起きられないが、夜になると元気になることです。
思春期に起こりやすいことから・心の問題・ストレスが原因と考えられがちです。 多感な時期なので、もちろん心の問題が身体に反映されていることもあるでしょう。
 

そのため、よく知らない人からすれば、やる気の問題とされてしまいがちです。
しかし心理カウンセリングなどのメンタルケアだけで起立性調整障害が良くなることはありません。

なぜなら、起立性調節障害は・自律神経の不安定さ・身体の過度な緊張・質的な栄養不足、という身体のアンバランスが原因となっていることがほとんどだからです。
実際、ガイドラインでもはっきりと体の問題だとされています。

まずは医療機関で検査を受けて、重篤な疾患が潜んでいないかチェックをしてください。
それで特に異常がなければ、当院の整体でお手伝いできる症状である可能性が高いです。

起立性調節障害の体の状態としては、低血圧、低血糖からくる症状が出やすく、頭痛やめまい、体位性頻脈、疲労感、睡眠障害などがよくみられ、昼過ぎまでベッドから出られないこともよくあります。
また朝が弱いため子供の場合は不登校になりやすく、学校に行きたくても行けないというのも典型的な状態の一つです。

実際に当院にもたくさんの起立性調節障害の子供達が来ており、身体のバランス調整や神経伝達や内臓の施術、セルフケア、食事指導などによって元気になっていっています。

このサイトでは起立性調節障害のメカニズムや正しい情報、その対処方法なども説明させていただいています。起立性調節障害の原因を正しく理解し、きちんとケアしていくことで、今の悩みにも光が見えてきます。
 

起立性調節障害の診断基準

起立性調節障害(OD)の診断は、次に掲げるODの11症状のうち3つ以上当てはまり、かつ、ODのサブタイプのいずれかに合致することとなっています。

(1)OD症状

1.立ちくらみやめまい
2.起立時の気分不良や失神
3.入浴時や嫌なことで気分不良
4.動悸や息切れ
5.朝なかなか起きられず午前中調子が悪い
6.顔色が青白い
7.食欲不振
8.腹痛(胃腸の不調)
9.倦怠感
10.頭痛
11.乗り物酔い

(2)ODのサブタイプ

1.起立直後性低血圧
2.体位性頻脈症候群
3.血管迷走性神経性失神
4.遷延性起立性低血圧
5.脳血流低下型(起立性循環不全型)
6.高反応型

また日本学校保険会が2010年に小学生、中学生、高校生を対象に行った調査によると、起立性調節障害(OD)の割合は、男女ともに学年が進むのに従って上昇しています。

この調査では、起立性調節障害(OD)の判定方式は、次の諸症状のうち、

【大症状】

1.「立ちくらみ」や「めまい」を感じることがある。または、立ち上がるときにそっと立つことがある。
2.立っていると気持ちが悪くなり、ひどい時には、倒れることがある。
3.「お風呂やシャワー」に入ったとき、気分が悪くなり、ひどいときには倒れることがある。
4.少し動いただけでも、胸がどきどきしたり、息切れしたりすることがある。
5.朝、頭痛や腹痛、身体のだるさで、起きにくいことがある。
6.午前中、頭痛や腹痛や身体のだるさで、調子が悪いことがある。

【小症状】

7.「顔色が悪い(青白い)」と言われることがある。
8.食欲がないことがある
9.「おなか」が刺すように痛くなることがある。
10.身体の「だるさ」や「疲れやすさ」を感じることがある。
11.頭が痛くなることがある。
12.乗り物に酔いやすい。
①1~6(大症状)の中で3つ以上訴えのあった場合
②1~6(大症状)の中で2つ、7~12(小症状)の中で1つ以上訴えのあった場合
③1~6(大症状)の中で1つ、7~12(小症状)の中で3つ以上訴えのあった場合

のいずれかに該当する場合をODとして判定しています。

ただし、起立性調節障害(OD)の診断を特定する際は、起立試験時の脈拍、収縮期血圧、脈圧、心電図などの所見を小症状に加えて判定されることが望ましいので、このアンケートだけで確定するわけではないので、ご注意ください。

 
起立性調節障害の原因・メカニズム
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自律神経というのは生まれ持った体質や心理的なストレスの影響を受けやすいもので、起立性調節障害と診断された人は、身体面(生物学的)と心理社会面(仕事や学校など)の両面から、自律神経の機能が低下しています。

人は立ち上がると下半身に血液が移動します。
これに対して自律神経がすぐに対応し、血管を収縮させて上半身に血液を戻して血圧が下がらないように調節します。

このように自律神経が全身の血管を収縮させたり、拡張させたりしていますが、起立性調節障害では、脳内の自律神経中枢による調節メカニズムがうまく働かなくなります。

自律神経の機能が悪くなってくると、起立した時に動脈を収縮させる機能が働かなくなり、血圧低下や脳血流の低下が起こります。また、血圧低下を補うために心拍数が増加して頻脈になります。その一方で、静脈の収縮が悪くなるために、下半身や腹部内臓の血液が停滞しやすくなります。

その結果、体内を循環できる血液量が減ってしまい、さらに血圧が下がり、脳血流が低下することになります。人間の体は心臓が脈を打ち、血液をポンプのように押し出し、全身に血液が行き渡るようになっています。

心臓が血液を押し出す力の強さのことを血圧といいますが、血圧の高い、低いは自律神経によってコントロールされており、通常は就寝中は血圧は低く、朝起きると覚醒モードになって血圧は上昇します。

血圧のコントロールができない状態で、無理やり起きたとしても、脳への血流は確保されていませんから、やはり意識は朦朧としたり、頭痛が起きたり、食欲がわかなかったりと、全身の様々な不調をきたします。

自律神経の働きが低下すると、体内を循環できる血液量が減ってしまい、さらに血圧が下がり、脳血流が低下することになります。


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●神経の仕組み

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ここで改めて、神経の仕組みを見てみましょう。
脳や脊髄などの中枢神経から分かれて、全身の器官・組織に分布する神経のことを末梢神経と呼びます。

末梢神経は、体性神経と自律神経に分けられます。

体性神経は、運動神経と感覚神経に分けられます。

・運動神経(体性神経):全身の筋肉を動かす神経
・感覚神経(体性神経):痛み、冷感、触れた感触など、皮膚の感覚や振動、関節の位置などを感じる神経

自律神経は、血圧・体温の調節や心臓・腸など内臓の働きを調整する機能があり、交感神経と副交感神経に分けられます。

・交感神経:朝から日中は優位。体を活発に動かす時に働く。活動神経。
・副交感神経:夜に優位。体を休める時に働く。休息神経。

自律神経も、運動神経も、感覚神経も役割は違うものの、同じ神経です。物理的に神経の流れが悪くなることで、神経全般の機能が下がります。
 

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●生活リズムの乱れ

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自律神経の働きが悪くなると、生活リズムも乱れていきます。
起立性調節障害(OD)の子供は朝は全く動けず、昼過ぎにようやくエンジンがかかりはじめ、夜に覚醒のピークを迎えます。

一度こういうリズムが出来上がると、夜は何をやっても眠れません。朝は起きれないので、当然遅刻や欠席が増えていきます。

そもそも、思春期は成長期とも重なりますから、短期間で一気に身体が成長・変化する時期です。
身長が短期間で数センチ伸びることもあるし、女性であれば初潮も迎えます。

この時期は、一般的に自律神経を含め体内の様々なのバランスが崩れやすくなっています。ただし、他の友だちは学校に行ったり、部活をしたりしているのに、どうして私だけが?(うちの子だけが?)と思うのはもっともな意見です。
なのでそれには他にも原因があると考えるのが自然です。


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●その他の自律神経が乱れる原因

そのため、自律神経が乱れる原因として、日ごろの姿勢や所作、その他の生活習慣、怪我の有無、出産時の外傷などが原因として考えられます。

また一般には、人は生まれてから5歳までにおよそ2,000回転倒しており、その内の1割は重篤な関節の歪み(ゆがみ)をつくる転倒、転び方をしています。

交通事故やスポーツの怪我なども、関節にずれをもたらします。関節がずれると、神経の流れも悪くなりますので、感覚神経、運動神経と共に、自律神経にもダメージを与える結果となります。

大人であれば、腰痛や肩こりといった症状として出やすいのですが、子供の場合は関節が柔らかく、代謝も高いので、それが普通と認識していて、体に症状が出ていても認知できていないことが多いです。

成長期の中でも、成長スパートと呼ばれる時期があり、身長が一気に伸びます。
女子は10才~12才の頃で約8㎝、男子は12才~14才で約10~12㎝伸びます。
この時期は、第2次性徴の時期でもあり、ホルモンの分泌量も高く、体が大きく変化する時期です。こうした体の変化そのものがストレスにもなります。

 
起立性調節障害の対策
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起立性調節障害(OD)の対策としては、生活リズムを整え、自律神経が働きやすい状態にしていくことです。

一般的な対策としては、

・朝は起きれなくても決まった時間に強い光を浴びること。朝日が望ましいですが、人工の光でも効果があります。

・水分を多めに取ること。そうすることで身体の老廃物を流したり、エネルギー循環を促進します。

・日中はできる範囲で運動をすること。体温を高め、血流をよくするためです。

・夜眠る前は照明暗すること。テレビやスマホなどの目や脳への刺激を減らすしたりこと。

 寝るときは真っ暗にするか、暗めの赤色灯(オレンジの光)にし、明るい白色灯は避けましょう。
姿勢を良くし、筋骨格の矯正をすること。身体の構造を整えることで、神経の流れがよくなるので、交感神経や副交感神経の切替がスムーズになります。

ただし、いきなり全部をやっていこうとすると、無意識下でのストレスとなりやすいので、できそうなところから少しずつ進めていくことが大切です。

これらの対策を行い、自律神経の働きが整ってくると、生活リズムや睡眠リズムも整いやすくなります。
自律神経を整えるには、姿勢矯正、姿勢指導、睡眠指導、栄養指導、運動指導などが重要です。

また起立性調節障害を改善するには、「早く治さないと」という本人とご家族のストレスとプレッシャーを減らすことが必要です。
先にも述べたように、起立性調節障害の原因は自律神経の不調であり、更に言えば姿勢がゆがんでいることで物理的に神経の流れが悪くなっていることが問題です。

ただ、起立性調節障害の症状が進行していくと、姿勢のゆがみを整えるだけでなく、不安にも向き合いつつ、たくさんのやるべきことを積み上げていくことが必要なので、ナビゲートをしてくれる存在が助けになります。

ご家庭で姿勢をよくしようとしても、関節にズレがあれば、よい姿勢を保ちづらいものです。

姿勢をよくするためには、整体により関節の動きの悪くなっている箇所を矯正しつつ、正しい姿勢について学び、実践することが必要です。

ですので、鍼灸や整体などの治療だけではなく、姿勢指導も行う施設を選ぶ必要があります。
一つの施設で筋骨格系を矯正し、自律神経を整え、姿勢指導も受けられ、睡眠指導、栄養指導、運動指導までしてくれることが望ましいです。

また、起立性調節障害の症状が思春期に多いということから、子どもの心に向き合うと共に、親御さんの心のケアもできるような施設であればなおさらです。

睡眠指導や、栄養指導も状況に合わせた指導が大切です。ただやるべき事、改善すべき事を伝えられても、正しく理解し、実践し、経過を観察していかなければ、そもそも続きません。

整体にしても、姿勢指導にしても、運動指導にしても、一つの施設で全てのケアを体系的に行うことが手間も労力もかからず、経済的にも負担が少ないです。

もう一つ大切なことは、人間には現状維持メカニズム(ホメオスタシス)といって、今の状態を保とうとする仕組みがあります。
人間は、良い悪いだけでなく、習慣に縛られた動物です。体に悪いと思っていても、お酒やたばこをなかなか止められないというのは、こういうことです。

大人でも難しいことを、子供にこうしなさい!と言うだけでやらせようとするのは無茶な話ですよね。

何か悪いことをいきなり止めさせるというよりは、何か良いこと、良い習慣をプラスしていくという発想の方が改善の糸口を見つけやすいです。
ご本人が、これだったらやってみたいとか、これはどうしても止められない、という思いを聞きながら、生活習慣の改善を進めていく必要があります。
 

起立性調節障害には鍼灸や整体がおすすめです

先にも述べましたが、起立性調節障害は主に自律神経の乱れによって起こります。

鍼灸による神経系や循環器系(血圧)への効果は、WHO(世界保健機構)や諸外国の研究機関により科学的根拠も多数示されています。
また整体と組み合わせることで、筋緊張や骨格のバランスなども整いやすくなり、さらなる自律神経や循環器系の機能回復に効果が期待できます。

整体や鍼灸はリラックス効果がとても高いので、無意識の緊張やストレスを軽減するのにも役立ちます。
自律神経の乱れや姿勢、筋骨格系を整えるのは、当院の鍼灸や整体治療において得意な分野です。

さらに、当院の行う起立性調節障害の治療は、多くの整体院や接骨院で行われているような、軽く10分ほどマッサージして、電気を当ててとホットパックといった流れ作業の施術は行わず、もちろん病院のように薬も出しません。

そもそもの原因である自律神経の乱れを整えるのは当然として、再発しないための姿勢指導から、運動指導、自宅でも簡単にできる自律神経を整えるセルフケア指導、食事指導など、多角的・総合的に行っていくので、整体との相乗効果も高く、起立性調節障害にとって理想的なアプローチが可能な治療法なのです。

病院では、ほとんどの場合、起立性調節障害は投薬して経過観察になってしまうため、根本的な改善はなかなか見込めず、結果的に放ったらかしになってしまうケースが多いのですが、軽度であれば根本改善は十分可能ですし、重度の場合でも症状の改善・軽減は十分な可能性があります。

まだ諦めないでぜひ、鍼灸や整体治療も選択肢の一つに入れていただければと思います。
そしてこれまで数多くの起立性調節障害でお悩みの方と向き合ってきた当院にご相談いただければ幸いです。

鍼灸整体院ひぐち治療室
院長 樋口純一

@junichi.higuchi

店舗情報

プロフィール画像
院長
樋口 純一
副院長
樋口 晴恵
所在地
大阪府交野市東倉治5丁目5ー16
電話番号
072-395-8361
開院時間
9:00~20:00(最終受付19:30)
定休日
日曜日・祝日
こんなお悩みをお持ちの方にご来院いただいております
慢性腰痛・ギックリ腰・椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症・骨盤のゆがみ・産後の腰痛・産後の骨盤矯正・妊娠期の腰痛・マタニティー整体・腰椎分離症・腰椎すべり症・股関節痛・変形性腰椎症・腰椎圧迫骨折・肩こり・頭痛・片頭痛・自律神経失調症・パーキンソン病・脳血管障害後遺症・膝痛・変形性膝関節症・手足のしびれ・寝違い・生理痛・生理不順・顎関節症・自律神経失調症・不眠・アレルギー・花粉症・パニック障害・適応障害・うつ病・めまい・ふらつき・吐き気・ムチウチ・便秘・姿勢改善・体力低下・スポーツ能力アップ…などなど、ここに載っていないお悩みもお気軽にご相談ください。
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